施術者のプロフィール
平井 顯德(ひらい あきのり)
■新潟県新潟市出身
■1997(平成9)年 東京医療専門学校鍼灸マッサージ科 卒業
■2002(平成14)年 東京医療専門学校鍼灸マッサージ教員養成科 卒業
■2011(平成23)年 山形大学大学院医学系研究科前期博士課程生命環境医科学専攻 修了
【資格・学位】
●はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師(国家資格、厚生労働大臣免許)
●鍼灸マッサージ養成校教員資格(厚生労働大臣認定)
●修士(医科学)
●メモリアル・スローン・ケッターリング・キャンサーセンター 統合医療サービス(米国、ニューヨーク)認定 Acupuncture for the Cancer Patient, level 1(認定証)
●東京都登録販売者試験合格
【トレーナー活動】
●2022年 第77回国民体育大会(とちぎ国体) 埼玉県スポーツクライミング代表チーム帯同
●2024年 国民スポーツ大会(SAGA 2024 国スポ) 埼玉県スポーツクライミング代表チーム帯同
【所属学会】
●全日本鍼灸学会
●日本緩和医療学会
●日本がんサポーティブケア学会
●日本慢性疼痛学会
●日本リンパ網内系学会(2011年~2022年)
【主な業績】
〈著書〉
●社団法人東洋療法学校協会教科書執筆小委員会編 社会あはき学・第1章(分担執筆).医道の日本社,横須賀,2006
●公益社団法人東洋療法学校協会教科書執筆小委員会編 社会あはき学 第2版・第1章(分担執筆).医道の日本社,横須賀,2013
●公益社団法人東洋療法学校協会教科書執筆小委員会編 社会あはき学 第3版・第1章(分担執筆).医道の日本社,横須賀,2022
〈原著〉
●二本松明、吉井大樹、宇津木努、平井顯德.実験的筋疲労に対する遠隔部刺激の効果.理学療法科学 26(3):397-400, 2011
●平井顯德.アメリカにおける統合腫瘍医学とわが国の補完緩和医療の展望(実施報告).新潟リハビリテーション大学紀要Vol.5 No.1 Dec. 2016, p.73-79
●Akinori Hirai, Naing Ye Aung, Rintaro Ohe, Mitsunori Yamakawa, et al. Expression of TRPM8 in human reactive lymphoid tissues and mature B‐cell neoplasms. Oncol Lett. 2018 Nov;16(5):5930-5938. doi: 10.3892/ol.2018.9386. Epub 2018 Sep 3
●藤田洋輔,平井顯德,三村直巳,ほか.早期学外実習が学生の医療コミュニケーション・スキルに及ぼす影響 -特性不安とレジリエンスに注目して-.全日本鍼灸学会誌,2022年第72巻1号,79-90
ほか
【メッセージ】
新潟市にて、あん摩マッサージ指圧師の資格を持った両親の元、2人姉弟の末子として生まれました。
幼少時より両親の手によるヘルスケアを受けていたことにより、人の手の温かみを体験しながら育ちました。
高校卒業とともに上京し、都内の専門学校にて鍼灸マッサージを学び、あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の国家資格を取得しました。
卒業後は都内の整形外科に就職したところ、1日に120人もの患者さんが来院される多忙なクリニックで、3〜4人の施術者で毎日20人以上の患者さんを朝から晩までマッサージし続ける日々を1年間送りました。
ここで学んだ患者さんとのコミニュケーションの取り方が、今日まで保健医療業を続ける上での基盤となりました。
数年後、都内の別の整形外科に勤務していた時に、専門学校時代の恩師からの誘いにより鍼灸マッサージ教員免許を取得、郷里である新潟県に新設されたばかりの鍼灸専門学校で教員となりました。
新潟での14年間では、専任教員や大学事務職員を経験し、その間に国立大学医学部附属病院病理学教室の医局で大学院生として研究させていただきました。
このほか、複数の鍼灸マッサージ施術所の開設・運営などを経験し、現在の自分の根幹とも言えるキャリア形成の14年間となりました。
40歳を機に都内の鍼灸専門学校に転職し、再び専任教員となりました。
現在は教員業を続けつつ、北区豊島の新田橋バス停前に王子神谷はりきゅう流德堂を開設しています。
流德堂の理念は、大切な人の治療を任せられる治療院です。
鍼灸治療は、患者様ご自身が、お身体や心と向き合い、それまでの生活を振り返るきっかけとなることが多いです。
そのため、当院では、患者様お一人ひとりとの出会いを大切にし、末永く支援させていただけるように対応させていただきます。
鍼灸師として25年以上、鍼灸学校の教員として20年以上の経験を、必要としている患者様に届けることができれば本望です。
【趣味】
大型自動二輪や登山、中国語などの趣味を持っていましたが、現在は多忙の合間をぬって週2回はフリーウェイトや自重トレーニングをするように心がけています。
私自身、腰椎椎間板ヘルニアを持ちながら40歳を過ぎてウエイトトレーニングを再開し、腰痛の改善や身体の充実感を実感しています。
トレーニングを続けることで、抽象的な表現になりますが、体中から“気”がみなぎっている感覚とともに日々の通勤や仕事などに臨むことができている気がします。
現在の年齢でトレーニングを続けるためには、前後のストレッチングやトリートメント、定期的な身体のメンテナンスが欠かせません。
私自身、自分で鍼灸治療を行いストレッチングを続けながら、現在でもベンチプレスは100kg以上挙げています(2023年7月現在)。
日々何よりも自身が鍼灸師であることに感謝しています。
皆様もぜひ、一緒に「40歳から始める介護予防運動、転用予防のための筋肉貯金」に取り組んでみませんか?